三部けいのBG新連載は明治の北海道で展開する剣戟浪漫、「お伽の匣のレト」開幕

「お伽の匣のレト」カラーページ

「僕だけがいない街」の三部けいによる新連載「お伽の匣のレト」が、本日3月25日発売の月刊ビッグガンガンVol.4(スクウェア・エニックス)でスタートした。

「お伽の匣のレト」は明治時代の北海道を舞台に、記憶を失った少年を描く北国剣戟伝奇浪漫。ある大雪の日、自分の名前も住む場所もわからない少年が、アイヌの集落近くで発見される。レトと名付けられた少年の持ち物は、ボロボロの着物となぜか刃のない山刀のみ。なかなか記憶を取り戻せないレトを心配した村人は、彼を見守ることに決める。それから数年の月日が経ち、すっかり村に馴染んだレト。人々の温かさに触れ、この村を宝物のように思い始めていたレトだったが、ある悲劇が彼らを襲い……。一般社団法人阿寒アイヌコンサルンが助言・協力を行っている。同号では表紙と巻頭カラーを飾ったほか、2話まで公開された。